社員として雇用されていると、
必ずやってくる健康診断。
1年に一回の行事。
若いころは、体重を減らそうと努力もしたけれど、
今じゃ、日程が迫ってもなんのその。
前の晩御飯だって気にせずお肉を食べちゃう。
体重は変わらないのに、腹囲だけが、なぜか増えてる・・・
「はかりますね~」
「はい、終わりました~」
この、終わりました~の後に図っているという噂を聞いて
最近は最後まで気を抜かない。
ありったけの力で下腹部を引き締めて
おばさんのメジャーが、私の体から完全に離れるまでは腹部はライザップ。
なのに・・・
まあ、あれだけ食べればね。
会社によって色々だけれど、
いずれにしても、ミョ~な光景になるのが、健康診断。
会社で話したこともない社員と、となりあわせで、検査着に着替えて順番待ち。
この中、ノーブラやけど、びーちく映らないかしら?とか
なんだか気まずい雰囲気でひとときを過ごさなければならない。
2度ぐらいバリウム飲みましたけど、
もうあれはしないね。
水も飲んじゃいけないなんて、耐えられない。
しかもあの炭酸、一度失敗して口の中で思いっきりシュワ~としてしまい、顔が割れるかと思ったわよ。
そのあと、ぐるんぐるん回されて、よくもまあ、逆流しなかったもんだわよ。
終わった瞬間に、排水溝のような恐ろしいゲップ!
この世のものとは思えない大音量。
思わず周りを見渡したけれど、あちこちでゲエゲエやってるし。
100年の恋も冷める、この状態。
おまけに、下剤飲んで真っ白い物体を身体からださなければならない。
なんて原始的!!
胃が痛くなったら考えるわよ。
そんなストレス溜めないし。
というわけで、あれこれ省いたら、身体測定なみの診断。
採血だけが関門ね。
そんなこんなで、先日、行ってきた健康診断。
起きたらまず一番に検尿!・・・のはずが。
早くも失敗&朝ごはんをたべないとなると、いつもは待ってました!と言わんばかりの水道が、じゃっかん断水状態。
あれ????
お~い!お小水さんや~い!
結局、採取できたもの、わずか少し・・・
おまけにそれを忘れていってしまった。
問診票を確認した後、検尿を提出するのだけれど、
「すみません、忘れました」
まるで小学生なみ。
ほんとに袋にいれていたのに!うさんくさい人みたいにあちこちを探す。
あ~どうかしてるよ、アラフォーともなれば。
あんだけ苦労してとった、あの子たちを自宅に忘れてくるなんて。
「では今取ってください」
そうは言われましても、そんな簡単にはでませんのよ。
絞り出して絞り出して・・・
「後程とります」
といってその場をさり、検診を回る。
ほどよきところで、今度は、トイレにかけこむまでに漏れるんではないか?というくらいの勢いで
水道から出たがっている!
大慌てで採取成功!
でもさ、
「もーい~のよあなたたち、そのへんで」
と言わんばかりの、今度は大勢で押し寄せてくれた。
「もう十分だよ~」と思いつつ。
こうも言うことを聞いてくれない。
すっきりしたところで、再び検診。
男性の着衣がどんどん乱れていく。
心電図 → 診察 → 聴音
わかります?
どんなにイケテル男子でも、もともともブサイクなおっさんでも
みんな一様に、ダサくなる瞬間。
スーツ姿でなんぼ決めてても
ネクタイとって、シャツ出して、インナーまで出てて、だらしないかっこ。
しかも聴音待っているときに、ズボンの中にシャツを入れて整えようとする。
そのちょっとベルト外した感じ、遠方からでもしっかり見えてますよ~
そして
みたくないよ~
といつも思う。
女子にもそういうのある。
胸部レントゲンは、たいてい車がやってくることが多い。
そこで所せましの3席ぐらいのソファがけのところで、脱衣。
まったく知らない人同士、お乳ぽろん。
いや、見ようとは全く思ってないけれど、少し気になる隣の人。
検診の人はみたらいけないとばかりに、あちらを向いている。
これもまた若干気まずい。
知られざる検診カーの実態。
ひととおり終わって、さあ早めのランチだ!イエーイ!
と、先ほどの腹囲のなんの反省もなく、ラーメン屋さんへ。
こってり、濃厚、つけ麺❤
サザエさんのエンディングのように、入りましたとも!
夜はドラとの焼肉デートが待っているというのに!!
男性たちに囲まれて、列をなす前の11:30席をGET!
これ以上遅れると長蛇の列に参戦しなくてはならない。
なんともタイミングのよい私。
来年の検診までに・・・・
といつも目標を立てるけれど、何の変わり映えもしない毎年。
来年こそは、あっと驚くため五郎!みたいなことにならないかしらね。
でもさ、福利厚生でいうなら、女性検診は無料で入れようよ~!!
って思う。
耳が聞こえづらいとかよりも、子宮がん検診とかマンモとかのほうが重要問題でしょうが!
婦人科検診行かなければ。
では、何のための健康診断なわけ?笑