健康診断も終えたし、晴れて（そんなに節制してないけれど）ラーメンを堪能するひととき。
すいているときがないこのラーメン屋。
長蛇の列には並ばず済んだものの、周りを見渡すと、
男性ばかり。
ブルーカラー、ホワイトカラーの男性がよりどりみどり。
こんな時に限って、白色のインナーを着てきてしまう私。
おっと～。
でも安心。きちんと紙エプロンが用意してある。
おそろいのTシャツを着た、血気盛んなあふれ出る若さを抑えきれない店員さんが
っらっしゃいあっせ～っ！！
という、元気な掛け声にいやされて、着席。
と、そこへ２人組のビジネスマン。声は右側の方がタイプ。
話をそっと盗み聞き・・・・
しなくても、大きな声だから丸聞こえ。
今、後輩の女の子にごはん誘われてて、どうしようかと思って。
〇〇（←駅の名前）はキケンやな。
ぜったい会いますよね、やばいっす。
こないだも、△△（←テーマパーク）いくのに、男女２：２で行くって言ったら、すごく不機嫌になりまして・・・
フムフム
おそらく彼女は20代の、恋愛まっさかり
なんだったら、私と仕事どっちが大事？とか言いそうな年齢
いいじゃん、それだけ好きってことだろ？
いいんすけど、それはそれで、めんどくさいっすよ～
あ～あ～、言っちゃったね、キミ。
麺をすすりながら、こそっと面を拝む・・・
フム、なかなかの顔。でもやっぱり右側の子が好み。
ぼく、替え玉行きますっ
お～。この濃いラーメンを替え玉できるんだ？
金券買いに、立った後ろ姿を見て、頼もしい❤
いや、今回はホレてませんよ。さすがの私も。
いいことなんかもしれないんすけど、いちいち聞かれると正直うざいっすよ。
も～めんどくさいっす。
と、彼女の話に戻る。
先輩は、関東からの転勤族なのか、標準語。
声がとてもよい。
真横だから顔を覗き込めないのが残念。
ちら見。
ほっぺたアバタやんか。ダメ―ブブー。
めんどくさいっすよ～とか言って２０代後半で、なんやかや言いながら結婚するタイプ。
結婚したら結婚したで、いかに家庭で束縛されて自由がないかということを話す。
そういうタイプね。
と、そこへ、私の右隣がお客様入れ替え。
左耳にピアスしてるけれど、
これ、もう絶対筋肉質。
ラーメンこってりでつらいな～と思っているところ、
彼も最初から「替え玉」希望。
いや～。若いっていいね❤
宝物ですよ。
もりもりお食べ。
肌もきれいし、手がきれい。
こっそり覗き見しながらチェック。
若い肌ってステキ❤
なんてエロオヤジみたいに、観察。
むっつりはおやじだけじゃないんだぜ。
しっかり食べ切って、後悔しながら、席を立ち
ごちそうさまをしてから、店の外へ・・・うん。長蛇の列。
雨上がりのランチタイム終了。
はあ～。なかなか楽しいランチだった。
２０代の男性としては、まだまだ遊びたい年頃よね。
彼女がいたら、女の子とでかけなくてもいいんじゃないの？とか思っちゃうけれど
それとこれとは別なのね。
彼女は彼女、でも女の子とは出かけたい。
でも、付き合う気はないから、本当に出かけたいだけだ。
あ～ ほんとにわからないオトコゴコロ。
女は、自分だけを見てほしい。
男はそういうわけにはいかない。
それができるようになった４０代には、あのころの男はみんな結婚していない。
そんなもん。
店内に誰一人、女性いなかったな～
あら、ラーメン屋、ひとりでいけてる私がいる。
