４０代の今だからいい恋愛もある　～大阪タラレバ娘～

 

 

10年ほど前にお付き合いのあった彼と

久々にFacebookで再会。

 

「知り合いかも？」に出てくるのよね。

 

ついぽちっと。

 

そしたら、覚えてくれていて、

急に会いたくなって、でも

 

「もうパパだよね？」

 

と、相手のＮｏｗを確認。

 

「子供はいないけど、結婚は10年前にしたかな」

 

というわけで、急に燃え上がる過去の恋愛。

変な別れ方したから、お互い気になってた。

 

二人して気持ちはタイムスリップ。

 

そこはドラえもんのタイムマシンでも追い付けない。

 

フットワークがカモシカより早い私としては。

 

会いに行くしか選択肢はない。

 

なんとか仕事の都合をつけて、ひとっとび。

 

そんなこんなしている私を見て、親友Ｍは喝を入れる。

 

しっかり、安定した将来のある恋愛のために、婚活パーティはどうかと？

薦められたら素直に言うことを聞く、これも私のいいところ。

 

 

 

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さっそく行って、それなりにマッチング。

 

時々しない時もあるんだけれど、

あれも、良くできていて、連絡先を交換できるシステムがある。

 

年齢は４０代後半。

六角精児似の、おいちゃん版。

しゃべり方がそっくり。声もそっくり。

ピンクのセーターが、まばゆい。

 

でもなぜか、連絡先を交換してしまい、ごはんに行くことに。

 

これぞ

 

パーティマジック！

 

あのすし詰め状態の小さなフロアで、何ともいえない雰囲気でお見合いしていく感じ。正直、自らはずれクジを引くときもある。

 

そう、まさしくそんな感じ。

 

ちょっと年上もいいかなと思ったのだ。

 

「好きな食べ物は何ですか？」

 

「お肉が好きです」

 

「じゃあ、お店予約しておきますね」

 

 

さすが、アラフィフ。

きちんと予約か。

どこ連れてってくれるんだろ？

やっぱ年上の魅力ってのは、こういうところで発揮❤

るん♪

 

と思って、迎えた当日。

 

 

ガ・ッビ～～～～～～～ン！！

 

 

“しゃぶしゃぶ　食べ放題”

 

「ここなら、野菜もお肉もどんどん食べられるし、お肉好きって言ってたし」

 

 

てっちりか？

 

 

ってほどの、うっすい、うっすいお肉を

頂くわけですわ。

 

「もたれるし、ヘルシーなしゃぶしゃぶにしてみました」

 

わかった！食おう！食らおうぞ！

 

「若い人、多いですね～」　だと。

 

それこそ、映画館行った帰りに、がっつり安くて質より量重視の１０代～20代がおいしそうに、何度もおかわり行ったはります。

 

 

そこにいい年こいた、おっさんとおばさんが、

場違い感ハンパなしに、食らっとります。

 

「あんたたち、たんとお食べ」

 

と、肉を鍋に入れてやろうかと思うくらい。

 

 

まあ、気を取り直し、彼の話も聞こう。

 

かろうじて、ソファ側。

 

しかし、満席の為、二人席。

 

「どんどん食べてくださいね！」

 

笑顔でゆ～とこちゃうやろさ。

 

内容もあんまり覚えてないけれど、名刺もらったら

どこぞの大手企業の子会社の「代表取締役」！！

 

 

え～～～っ！

 

 

自慢するワリに、その程度？

 

君の頭のてっぺんぐらいさみしい気持ち。

アラフォーって悲しい。

私って、もうこんな人しか残されてないの？

 

クララ答えて！

 

ぐらいのどんよりした気持ちで、てっちりもどきをしゃぶっ。

 

話の流れで

「毎日何時に寝てますか？」

という質問に対し、

 

10：00かな。

 

おじいちゃま、もうご就寝の時間ではないか？

 

 

私、どうかしてる。

毎晩、美容タイムの22：00に寝る生活を、

コヤツと共にする気はさらさらない。

 

「それじゃあ、もう寝る時間じゃないですか！？お体にさわります！行きましょうか？」

 

といたわるふりをして、その場を後に。

 

 

「あ、ここはいいですから！！」

 

 

れっきとした態度で、言われたけど、

むなしさ５００％！！

 

「あ、ありがとうございます」

 

というのがやっと。

 

もちろん、その後連絡もしてないし、終わったけど。

 

そりゃ～、オタク、再婚はむりでっせ～

 

 

 

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１０年前の彼はドクター。

 

思い返すと、その時はそんなに好きじゃなかったから

一緒になってなかったと思うけど、

 

彼ともし結婚していタラ・・・・

 

 

２３歳の時に出会って、彼は２９歳だった。

 

あの時、私に“ 結婚願望 ”なるものが備わっていレバ・・・

今頃は、、、、

 

 

 

 

たぶん離婚してただろうな・・・

私も子どもだったし・・・とは思うのだけれど。

たまには、後悔もしてみたくなる。

 

結果的に、ドクターとはとっても素敵な関係。

 

２０代の楽しかった思い出だけをいいとこどり、

❤ラブラブ❤

彼は私とのひとときを、

「夢のような時間」と表現する。

＝　非現実　　＝　非日常

 

今だからうまくいく恋愛もある。

 

 

今後、ピンクのセーターは

選ばないようにしようと思う。

 

 

でもまた、これがまたやらかしたんだわ。

続きはまた・・・・